こんにちは。

ゼロスポ鍼灸・整骨院小田原です。

皆さんは肩こりだったり、肩の動きが悪くなったりと肩周りに症状が出ていたりしませんか？

肩に疲れが出やすい、動きずらい原因は
肩甲骨がしっかりと動いていないことにあるかもしれません。
今回は肩関節の動きや重要な筋肉のローテーターカフについて説明していこうと思います。


ローテーターカフとは


ローテーターカフとは肩甲骨と上腕骨という腕の骨に付着している筋肉です。

　棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋、この4つの筋肉をまとめた総称のことをいいます。

　腱板や回旋筋腱板とも呼ばれていて、肩を動かす際の安定性を保つ役割があります。

ローテーターカフの働きについて

肩関節の安定には ローテーターカフの働きが重要になります。

 ローテーターカフは肩の深部についている筋肉で筋肉で、 
関節を抑えつけて安定させる役割と序盤の肩甲骨の動きに作用しています。 
肩周りの筋肉はローテーターカフとはその外側にある筋肉のアウターマッスルに分けられます。
肩のアウターマッスルは基本的にローテーターカフより筋力がある為、
制御ができないと本来いくはずのない可動域まで動いてしまいます。
ローテーターカフは肩の過度な動きを抑えて、正しい動きへと修正しているのです。


ローテーターカフの重要さはこれだけではありません。
ローテーターカフは序盤の肩甲骨の動きに作用しています。
肩甲骨が動かなければ肩の動きにより負担がかかりやすく、
痛みやこりの原因になりやすいです。 ローテーターカフが使えないと、 
肩関節の動きが安定しないことと、 肩甲骨の動きが出ないため、 
肩の症状が出やすくなってしまいます。 

肩関節の運動について

肩関節は前後.上下.左右と3方向で動くことができます。

本来であればとても可動域の大きい関節です。
肩関節の動きはさまざまな関節の動きが合わさって動いています。
特に重要なのは肩甲骨と肋骨の間にある関節の肩甲胸郭関節という関節です。

肩甲胸郭関節には、二つの重要な役割があります。　
ひとつは肩関節を動かす際の運動連鎖の役割、
もう一つは、肩関節の動きを制御する役割を持っています。



肩関節の運動連鎖について

特に連携して動くための重要な要素として肩甲上腕リズムというものがあります。

肩甲上腕リズムとは肩を上げる際に、上腕骨と肩甲骨の動きが
2対1で動いていることを表したものになります。
 

例えると肩を横に90°上げるとすると肩甲骨が30°、上腕骨が60°動いて
合計90°動いていることになります。肩関節は本来180°動くことができます。
しかし、そのためには肩甲骨が60°動かなければ最大の可動域までは動かないことになります。
そのため肩甲骨の動きが重要になっています。
ローテーカーカフは序盤の肩甲骨の動きに関係しているため、
筋肉が使えないと可動域が狭くなることと、
肩の外側のアウターマッスルにより負荷が加わるため肩の凝りや痛みがでてきます。

ローテーターカフを鍛えるにはどうするか？

ローテーターカフは、
・肩を後ろに引く、
・肩を捻る
・肩を外に開く動きをするとトレーニングしやすいです。
ダンベルや水の入ったペットボトルなどを持って横向きで脇を閉めるようにして、
肩を開いたり立った状態でダンベルを持ち下に手のひらを向け
肩を横に開いたりなどでトレーニングができます。
この時のポイントは重りを重すぎないようにすることが重要です。
重すぎると肩の表面に負荷がかかってしまい、深部のトレーニングにならないので注意しましょう。


ローテーターカフの働きは肩の動きに大きく関わっています。
肩の症状を出さないためにもトレーニングしてあげることをお勧めします。

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※当院では、今回のような症状以外にも鍼灸治療を行なっています。

　また、肩こりや腰痛、膝痛から姿勢改善等、様々な症状を根本から治療して、健康な体を自ら維持していけるようにサポートさせていただいております。

ゼロスポ鍼灸・整骨院小田原　スタッフ一同