こんにちは。

ゼロスポ鍼灸・整骨院小田原です。

今回は半月板損傷についてお話ししていこうと思います。

 

半月板とは・・・

 

半月板とは膝関節に存在する軟骨のことで、膝の内側と外側に存在しています。

ジャンプ動作や走動作などによって膝にかかる地面からの衝撃を吸収したり、

膝関節を安定させて、動きをスムーズにする働きを持っています。

年齢をとることで硬くなりやすく、この半月板が衝撃を吸収しきれなかったり、

捻りや衝撃に耐えられず、裂けたり、切れることを半月板損傷と言います。

 

症状　

　半月板の損傷の症状には、

　膝を曲げ伸ばしする際に、痛みや引っ掛かり感が出ます。

　また、ひどい場合には裂けた、切れた半月板が関節の隙間に入ってしまい、

　膝が固定され動かなくなる（ロッキング）が起こったり、

　膝に水が溜まったりして歩けなくなるほどの痛みが起こったりします。

原因について、

　半月板の損傷は大きく分けて2つの原因に分けられます。

　1つ目はスポーツ中など大きな衝撃になどで起こる怪我をしている発生する場合、

　もう一つは加齢によって半月板による衝撃の吸収力が低下することです。

 

一つ目の原因として大きな衝撃によって起こるケガをすると発生する場合について

特に前十字靭帯と呼ばれる膝関節についている靱帯と損傷することが多いです。

 

前十字靭帯は、膝関節の安定性に関与しています。

前十字靭帯が切れてしまうと、膝の安定性が崩れてしまい、膝が内に入りやすくなります。

膝が内に入ると体重が外に乗り、外側の半月板に負荷が加わりやすく、

圧が加わった状態で捻りや衝撃が加わるため、より半月板に裂けたり、

切れやすくなってしまうのです。

 

2つ目の理由である加齢による半月板の衝撃吸収能力の低下ですが、

歳をとるにつれて半月板は薄く弱くなっていきます。

弱くうすい半月板は小さな衝撃や負荷でも損傷しやすくなっております。

特に40歳以上になると、ちょっとした外傷でも損傷しますので注意しましょう。

 

予防について

 

半月板の損傷を防ぐためには、膝まわりの筋肉のストレッチ、筋力トレーニングを行い、

膝関節のバランスを保ち、半月板への負荷を減らすこと、

膝を捻らないように正しいフォームでの運動が重要になります。

 

正しいフォームはもちろんのこと、筋力や筋肉の硬さにも姿勢が関わっています。

 

特に骨盤の位置は膝周りに大きくかかわっています。

例えば太ももの前の筋肉が硬いと骨盤が前傾します。骨盤が前傾すると、

基本的に重心は前にかかります。重心が前にあるため、前傾姿勢になり、

ふくらはぎや膝の裏の筋肉は、張りやすく硬くなりやすいです。

反対に太ももの後ろの筋肉が硬くなると、骨盤が後ろに傾き、重心が後ろにかかり

脛や太ももの前は張りやすく硬くなりやすいのです。

骨盤の位置の理前に10度程度傾いている状態が理想です。

前過ぎても後ろすぎてもいけません。太もも周り、骨盤周りの筋肉が

筋力、柔軟性ともにバランスよくあり、姿勢を維持するための筋肉（インナーマッスル）が

しっかりと支えることが将来的にも膝の痛みの改善、予防になります。

空いている時間があれば、ストレッチやトレーニングをやっておきましょう。

 

当院では、筋肉への直接的なアプローチはもちろん

骨盤矯正による姿勢改善に加え、正しい姿勢での運動指導や

楽トレといったインナーマッスルのトレーニングを行う機会など取り扱っております.

 

もしもっと詳しく聞きたい、またはお身体で困っていること、悩んでいることがありましたら、お気軽に問い合わせ、ご相談ください。

お問合せ方法は、お電話いただくか、当院のLINEアカウントがございますので、そちらからご連絡ください。

直接来院していただいても構いませんが、予約優先性であるため、すぐに対応することが困難なこともあります。

ご了承ください。

※当院では、今回のような症状以外にも鍼灸治療を行なっています。

　また、肩こりや腰痛、膝痛から姿勢改善等、様々な症状を根本から治療して、健康な体を自ら維持していけるようにサポートさせていただいております。

ゼロスポ鍼灸・整骨院小田原　スタッフ一同