こんにちは。

ゼロスポ鍼灸・整骨院小田原です。

今回は肉離れについてお話ししていこうと思います。

 

肉離れは正式には「筋挫傷」といいます。

筋肉が引き伸ばされる方向に力が加わることで筋肉の繊維や

筋肉を包んでいる筋膜が切れる、裂けることで痛みが発生します。

肉ばなれは基本的に他人の影響を受けずに自身の力のみで損傷します。無理やり自身の筋肉が
強制的に引き延ばされて筋肉がその負荷に耐えられず切れてしまうのです。

 

肉離れは特に下半身で多く発生します。

中でもハムストリングスという太ももの後ろにある筋肉と、

ふくらはぎにある下腿三頭筋は肉離れが起こる可能性が多いです。
　

ハムストリングスの肉離れは走っている最中に起こることが多いです。特に足を地面につき、

蹴り出すタイミングでよく起こります。筋肉は基本縮むことで力を発揮します。

ハムストリングスは縮むことで膝を曲げています。しかし走る動作になると蹴り出す際には

膝を伸ばして地面を蹴り前への推進力を得ています。そのためハムストリングスに

力は加わっているけれど強制的に引き延ばされてしまいます。

筋肉の長さは一定なので無理やり伸ばされることで筋繊維や筋膜が損傷しやすいです。

下腿三頭筋は足首を前に倒し、膝を伸ばす際に受傷します。

特にテニスプレイヤーに多くテニスレッグと呼ばれていたりします。

テニスプレイヤーに多い原因としてテニスのサーブが挙げられます。

テニスのサーブは、足首を前に倒す、膝を伸ばすという動作が含まれています。

そのため、試合などであれば同じ動きを繰り返すことが多く、負傷しやすいです。

走る動作でも肉離れは発生します。

走る動作の中では、蹴り出す際は足首が前に倒れながら膝が伸びるため、

ふくらはぎが強制的に伸ばされやすく肉ばなれが多いです。

 

 

肉離れの発生しやすい1番の原因は筋肉の柔軟性の低下になります。

 

筋肉が固まってしまうと筋肉は動かなくなり、伸び縮みできる最大値が減ってしまいます。
肉離れは無理やり伸ばされることで発生します。動きが少ない分より発生しやすいです。

 

また、運動不足でも筋肉は固まりやすいです。

適度で正しい運動をすることで筋肉への負担を軽減することができます。

特にウォーミングアップはしっかり行いましょう。
ウォーミングアップは適度な運動をすることによって体を温め、血流が良くなり、

筋肉の動きを良くするために行うものです。ウォーミングアップが足りないと

筋肉の動きが最大限に発揮できなくなります。いつも通り動こうとしても

筋肉の動きは小さいため無理に筋肉が伸ばされやすく肉離れを起こしやすいです。

 

 

 

筋肉の柔軟性の低下には運動不足はもちろんですが大きな理由として

骨盤の位置など姿勢の悪さが挙げられます。

 

例えば、骨盤が過度に前に傾いていると前傾姿勢になり、ふくらはぎが伸ばされ、
常に力が入っている状態となり、硬くなります。

反対に骨盤が後傾している場合、常にハムストリングスが縮んでいる状態で、

日常生活を送っていることになり、動かすことがないため硬くなりやすいです。

このように姿勢の悪さは筋肉の硬さに大きな影響を与えます。

 

運動習慣のなかった人が健康のために急にランニングなどをしようとすると、

筋肉の硬さはもちろん,体勢でも肉離れを起こしやすいので注意しましょう。

初めはゆっくりウォーキングから始めましょう。

プールの中でのウォーキングであれば浮力によって膝への負担も少なくおすすめです。

 

肉離れを起こさないためには筋肉の柔軟性とてもが重要です。

当院では筋肉への直接的な施術はもちろん、

ゼロ整体と言った骨盤矯正による姿勢改善をおこなっております。

 

姿勢の悪さ、筋肉の柔軟性が気になるという方はぜひお問い合わせください。

 

お問合せ方法は、お電話いただくか、当院のLINEアカウントがございますので、そちらからご連絡ください。

直接来院していただいても構いませんが、予約優先性であるため、すぐに対応することが困難なこともあります。

ご了承ください。

※当院では、今回のような症状以外にも鍼灸治療を行なっています。

　また、肩こりや腰痛、膝痛から姿勢改善等、様々な症状を根本から治療して、健康な体を自ら維持していけるようにサポートさせていただいております。

ゼロスポ鍼灸・整骨院小田原　スタッフ一同