こんにちは。

ゼロスポ鍼灸・整骨院小田原です。

今回は、肩こりの病態、原因について解説していきます。

 

まず肩こりとは、肩に重さを感じている状態。

首筋や肩の筋肉が同じ姿勢を保とうとする際に

緊張することで筋肉に負荷がかかり続け、筋肉に疲労物質が溜まり、

硬くなることで、血行が悪くなり、肩を重く感じます。

 

 

肩こりを感じる原因は、

筋肉の緊張や血行不良、末梢神経の傷などがあります。

特に筋肉の緊張については、血行不良の原因になること、

首や肩の筋肉は他の筋肉よりも緊張しやすいこともあり、

疲労が溜まりやすく、肩こりを起こしやすいです。

 

首や肩の筋肉が緊張する原因としては、

腕と頭の重さ

カバンの持ち方

バランスの悪い姿勢

長時間の同じ姿勢　　　などいろいろとあります。

 

頭と腕の重さについてですが　　　　　　　

頭は体重の10%、片腕は体重の6%と言われています。

これは体重50kgの人であれば頭で 5kg、片腕で3kg程度になります。

例えると頭はボーリングの球、腕は1.5Lペットボトル2本分になります。

この重さを首や肩で常に支えている状態になります。

その上にカバンだったり荷物を持ったり肩にかけたりして

運ぶとなればさらに重さが増え、負荷がかかりつづけます。

そうなれば疲労が溜まり、筋肉が硬くなるため

肩こりの原因になりやすいのです。

 

肩こりには姿勢の状態にも影響しています。

特に猫背や首が前に出ているストレートネックの方は注意が必要です。

猫背の場合背中が前に丸くなるため、肩と首も前に重心が傾きます。

重心が前に傾くことにより負荷を受ける体の角度が変わります。

角度が少し変わるだけでも負荷は2倍、3倍と増えていきます。

負荷が増える分、疲労も筋肉の硬さも増えて行きます。

ストレートネックの場合も首が前に出る分、肩や首に負荷が加わりやすいです。

このように姿勢の悪さは肩こりへの影響が大きいのです。

 

また、同じ姿勢で長時間居続けることも肩こりの原因になります。

特にデスクワークなど座り姿勢の仕事で多く起こりやすいです。

デスクワークの場合、パソコンの作業など座りながらの作業も多いです。

座っている状態だと体が前に傾きやすく、首や肩に負担がかかりやすいです。

そして作業に集中していたりすると自身の姿勢の悪さに気づけないこともあります。

仕事であれば悪い姿勢が長時間続く場合もあります。

姿勢には十分な注意が必要になります。

 

このように肩周りや首周りの筋肉は硬くなりやすく、

肩こりを起こしやすいのです。

 

では、肩こりの症状を減らす、肩こりにならないためには

どうすれば良いのでしょうか、

 

肩こりの原因解消のポイントとして

・肩、首周りの血流を促す

・正しい姿勢で肩、首周りの負担を減らす

この２つが重要になります。

 

肩、首周りの血流を促すことで疲労が溜まりづらくなり、

筋肉の緊張も減っていき、肩の可動域も上がります。

肩の血流を良くするために、仕事のちょっとした

休憩時間に肩甲骨周りの筋肉をストレッチをやってみたり、

家で落ち着いてお風呂に入るなど肩周りを温めてあげることで

肩の疲れ、動きを改善していきます。

 

そして正しい姿勢でいること

腹筋とお尻に力が入って骨盤が立っている状態、

猫背にならず自然と背筋が伸びている状態

膝が伸びていて、横から見た際に耳たぶから肩の横、

太ももの横にあるでっぱり、膝の前、外くるぶしが

一直線にある状態が体に負担の少ない姿勢で

この姿勢を続けることが筋肉の緊張を減らし、

肩周りの疲れを減らすことができます。

 

 

肩周りの運動と姿勢の改善が肩こりには重要になります。

この2点が習慣になっていくことで肩周りの負担も減り

肩こりの症状は改善していきます。

ヨガは猫のポーズ、猫の背伸びのポーズなど肩周りの動きはもちろん

全身運動による体を支える体幹の筋肉のトレーニングにもなります。

2つのポイントに効果があるためオススメです。

肩こりのある方、気になる方はぜひやってみてください。

 

 

当院では肩周り、首周りの施術はもちろん、

ゼロ整体という全身へのアプローチによる姿勢の改善から、

楽トレという姿勢を保つ筋肉へ電気を流して

トレーニングできる機械など準備しております。

 

お困りの際はご連絡いただければと思います。