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四十肩・五十肩について|小田原ゼロスポ鍼灸・整骨院小田原
こんにちは!
ゼロスポ鍼灸整骨院小田原です。
今回は四十肩・五十肩について話していきます。
四十肩・五十肩とは一体なんなのか?
四十肩・五十肩の正式名称は『肩関節周囲炎』です。
中年以降の人たちが、肩を動かした際に痛みが出て肩が動かせないといった症状が出やすくなるので四十肩や五十肩と呼ばれるのです。
実際にどんな症状なのか?
〜症状〜
髪を束ねる・髪を洗う動作で痛みが出る
お風呂で背中を洗うとき
洋服を着るとき・袖に腕を通そうとしたとき
棚の上のものを取ろうとしたとき
上記以外にも色々と痛みはありますが多くは
日常生活のふとした瞬間に痛みが出ることが多いです。
急性期・慢性期によっても痛み方は違います。
急性期
痛めてからだいたい2週間を急性期といいます
・肩を動かすときに肩関節に痛みが出る
・肩を動かしてない時も痛くなることがある
・徐々に肩を動かせる範囲が狭くなる
・夜間痛といって寝てるときに寝返り等で痛みがでます
慢性期
急性期から約6ヶ月ほどは慢性期といいます
・肩の痛みは徐々に軽くなる
・肩の動く範囲は狭いまま
これらの症状が急性期と慢性期の違いです。
四十肩・五十肩を急性期のうちに治療をしていないと痛めた肩を庇ってしまい反対側も痛くなってしまったという方はたくさんいます。
歳だから仕方ない、四十肩・五十肩は放っておけば良くなるだろうと放置しておくと肩の『肩板断裂』ともっとひどい状態にもなってしまいます。
四十肩・五十肩で可動域が狭くなり肩周りが固まってしまい、何かの拍子で筋肉が引き伸ばされたり、使いすぎによって肩板が切れてしまします
こうなってしまうと拘縮(関節の動きが硬くなり関節の動きが制限される)していき動かすことすらできなくなります。
関節の動きが制限されれば機能低下もしくは機能喪失となり日常生活にも多くの支障をきたします。
四十肩・五十肩で気をつけてほしいことは痛いからといって温めないことです。
肩関節周囲炎なのですから炎症が起こっている部分を温めてしまうとより悪化してしまい痛みが強くなってしまいます。
冷やし方は保冷剤や氷をタオルなどで包み患部を冷やし炎症を抑えます。
冷やす時間は15分〜20分ほど冷やしましょう。
長くやりすぎると逆に筋肉が固まったり治そうとしてくれる身体の期間のスピードが遅くなってしまいます。
どうしてもジンジンするなかなか治らない場合は1時間以上間を開けて繰り返し冷やしていきます。
ただ冷やすのは急性期になります。
慢性期は固まっている状態なのでこちらは温めたほうが良いです。
痛みを繰り返さない・予防するのには正しい姿勢や身体の使い方が必要になります。
肩の痛みが出ないためには肩甲骨の動きが出ていること、
特にローテーターカフという肩を支えている筋肉、
肩のインナーマッスルが使えているかが重要になってきます。
このローテーターカフは肩周りや腕周りの動きの負担を
減らしてくれる役割を持っています。この筋肉(インナーマッスル)が使えていないと、
逆に動きがぎこちなくなったり、負担が増えてしまいます。
無理な動きが増えてしまうと、より症状もでやすくなります。
そのためローテーターカフ(インナーマッスル)が重要になってきます。
背骨を動かさずに肩甲骨を上下に動かしてあげたり、
支えを作って前傾姿勢になり腕を振り子のように動かしてあげると
ローテーターカフがトレーニングできます。
肩の負担が減ることで症状も減っていきます。
ぜひお家など時間がある際にやってみてください。
肩の痛みがでてしまうと肩の動きもでず日常生活にも支障がでます。
肩の痛みは放置せず気になったら一度状態を見てもらいましょう!
当院ではトレーニング指導やインナーマッスル(体幹・姿勢を良くする筋肉)を鍛えれるメニューもございますのでお気軽にご連絡ください。