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今回は姿勢が与える影響を様々な視点から考えていきます。

まず悪い姿勢になることで私たちの身体のなかでどんなことが起こるのかいくつか挙げてみます。


1. 筋肉や関節の負担増加: 悪い姿勢を続けることで、特定の筋肉や関節に過度な負担がかかり、肩こりや腰痛、膝の痛みなどが発生しやすくなります。
 2. 肩こり・腰痛の悪化: 姿勢が悪いと、特に首や肩、背中の筋肉に負担がかかり、慢性的な肩こりや腰痛が引き起こされます。
 3. 内臓機能の低下: 背中を丸めた猫背の姿勢は、胸や腹部を圧迫し、呼吸が浅くなったり、消化機能が低下したりすることがあります。
 4. 血流循環が悪くなってしまう: 姿勢が悪いと、血液循環やリンパの流れが滞り、疲労感やむくみ、冷え性の原因になることがあります。
 5. 集中力の低下: 悪い姿勢でいることで脳への酸素供給を妨げ、集中力や思考力が低下する可能性があります。作業効率も悪化します。
 6. 疲れやすさの増加: 体のバランスが崩れると、日常の動作でも余計なエネルギーを消費するため、疲労を感じやすくなります。
 7. 自信や気分への影響: 猫背や前かがみの姿勢は、見た目にも自信がないように見え、精神的にも落ち込みやすくなると言われています。反対に、良い姿勢は自信や積極性を高める効果があります。
 8. 老けた印象を与える: 姿勢が悪いと、外見的に老けた印象を与えやすく、若々しさが失われがちです。

これらの影響は長期間続くと、慢性的な体調不良やパフォーマンスの低下に繋がるため、日常生活や仕事の質にも大きな影響を与えることがあります。
では、姿勢が良いことでこれらの症状や身体の不調などが改善されるイメージを持ってもらったところで、姿勢を良くする方法をお伝えしていきます。

まず一番重要なのは、正しい姿勢を保つための体幹の筋肉を鍛えてあげることです。土台である体幹の筋肉(インナーマッスル)が安定しないと意識してただした背筋やその姿勢はすぐに崩れてしまいます。
加えて意識してもらいたいことがこれから紹介する習慣になります。特にデスクワークの方や同じ姿勢でいることが多い方は、バランスが崩れやすかったり筋肉も固まりやすいので意識してみて下さい。

1. 背筋を伸ばす習慣をつける

 • 立つとき: 壁に背中をつけて、かかと、お尻、肩、後頭部が壁に触れるように立つと、自然に正しい姿勢が取れます。その姿勢を覚えて、日常生活でも意識するようにしましょう。
 • 座るとき: 椅子に座るときは、腰を背もたれにしっかりつけて座り、足の裏が床につくようにします。膝が90度になるように意識すると、骨盤が正しい位置に保たれます。

2. 肩甲骨を意識して動かす

 • 肩を上げて後ろに引き、肩甲骨を寄せるようにします。これにより、胸を開いて自然と姿勢が良くなります。デスクワーク中など、肩が前に丸まりやすいときに意識して行うと良いです。

3. ストレッチやエクササイズ

 • 肩回し: 両肩を大きく前後に回すことで、肩や背中の筋肉がほぐれ、姿勢を改善するサポートになります。
 • 胸を開くストレッチ: 両手を背中の後ろで組み、肩甲骨を寄せるようにして胸を開くストレッチを行うと、猫背の改善に効果的です。

4. 椅子や机の高さを調整する

 • デスクワークの際には、椅子や机の高さを調整し、無理な姿勢にならないようにしましょう。モニターの高さは目の高さに合わせるのが理想的です。

5. 意識的な姿勢チェックを行う

 • スマホやパソコンを使用している間は、姿勢が崩れやすいため、定期的に自分の姿勢をチェックする習慣をつけましょう。タイマーを使って1時間ごとに姿勢を確認するのも効果的です。

6. 深呼吸を意識する

 • 深い呼吸をすると、自然と胸が開き、背筋が伸びる感覚が得られます。これを日常的に行うことで、正しい姿勢が身につきやすくなります。

以上が良い姿勢を保つための方法なので実践して、続けられるものから取り組んで習慣にしていきましょう。
当院でも、体幹(インナーマッスル)を効率良くつける機械でのトレーニングが出来るメニューをご用意しておりますので、気になった方はゼロスポに来てみて下さい。
ご連絡お待ちしております。